2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

51回PT 午前問題43 血液透析中の慢性腎臓病〈CKD〉の生活指導で適切なのはどれか。

51回PT 午前問題43 血液透析中の慢性腎臓病〈CKD〉の生活指導で適切なのはどれか。 1.有酸素運動を行う。2.蛋白質の摂取は制限しない。3.カリウムの摂取は制限しない。4.ナトリウムの摂取は制限しない。5.シャント側の手の運動は禁忌である。 解答:1 C…

51回PT 午前問題42  吸機能検査で求められる値について正しいのはどれか。

51回PT 午前問題42 呼吸機能検査で求められる値について正しいのはどれか。 1.%肺活量=肺活量÷全肺気量2.肺活量=予備吸気量+予備呼気量3.1秒率=予測値に対する1秒量の割合4.機能的残気量=残気量+予備吸気量5.最大吸気量=予備吸気量+1回換気量 …

51回PT 午前問題41 心筋梗塞の再発危険因子として誤っているのはどれか。

51回PT 午前問題41 心筋梗塞の再発危険因子として誤っているのはどれか。 1.加 齢2.肥 満3.高血圧4.身体活動量の低下5.高HDLコレステロール血症 解答:5 心筋梗塞の原因となる病気や習慣(冠危険因子)は,加齢,肥満,高血圧,身体活動量低下の他に,…

51回PT 午前問題40 極超短波治療の図を示す。 aに対するbの強度はどれか。

51回PT 午前問題40 極超短波治療の図を示す。aに対するbの強度はどれか。 1.1/22.1/43.1/64.1/85.1/16 解答:4 光線の強度は時間・距離・角度により決定されます。 距離は逆2乗の法則に従うので、距離が2倍になると強度は1/4となります。 ここでは照射…

51回PT 午前問題39 神経筋再教育について正しいのはどれか。

51回PT 午前問題39 神経筋再教育について正しいのはどれか。 1.随意運動を促通する。2.他動運動を用いることはない。3.骨関節障害には適用できない。4.意識がない状態でも適用できる。5.完全脱神経筋の治療として有効である。 解答:1 1は、正しい。神…

51回PT 午前問題38 頸椎の可動性を最も制限するのはどれか。

51回PT 午前問題38 頸椎の可動性を最も制限するのはどれか。1.SOMI装具2.ネックカラー3.ハローベスト4.Milwaukee装具5.フィラデルフィアカラー 解答:3 1は、間違い。SOMI装具は金属支柱装具だが側屈・後屈の制限は若干劣ります。2は、間違い。ネック…

51回PT 午前問題37 切断と断端長の計測部位との組合せで正しいのはどれか。

51回PT 午前問題37 切断と断端長の計測部位との組合せで正しいのはどれか。 1.上腕切断────上腕骨大結節から断端末2.前腕切断────肘頭から断端末3.大腿切断────坐骨結節から断端末4.膝関節離断───大転子から断端末5.下腿切断────膝蓋骨上縁から断端末 …

51回PT 午前問題36 脳性麻痺の痙直型両麻痺で生じやすい肢位はどれか。

51回PT 午前問題36 脳性麻痺の痙直型両麻痺で生じやすい肢位はどれか。 1.踵 足2.外反母趾3.股関節外転位4.股関節外旋位5.クラウチング肢位 解答:5 痙直型両麻痺では,腰椎前弯,股関節屈曲・内転・内旋位,膝関節屈曲位,足関節底屈・内反位が複合し…

51回PT 午前問題35 遠城寺式乳幼児分析的発達検査において、つたい歩きをする時期に可能なのはどれか。

51回PT 午前問題35 遠城寺式乳幼児分析的発達検査において、つたい歩きをする時期に可能なのはどれか。 1.2語言える。2.ボールを前に蹴る。3.まねて直線を引く。4.積み木を2つ重ねる。5.コップを自分で持って飲む。 解答:5 遠城寺式乳幼児分析的発達検…

51回PT 午前問題34 関節リウマチに合併しやすいのはどれか。

51回PT 午前問題34 関節リウマチに合併しやすいのはどれか。 1.内反足2.脊椎分離症3.Heberden結節4.Dupuytren拘縮5.指伸筋腱皮下断裂 解答:5 1は、間違い。足部に生じる変形では外反母趾,開張足,槌趾,偏平三角状変形などがあり、内反足はおこりま…

51回PT 午前問題33 脊髄損傷患者(第5頸髄節まで機能残存)が可能な動作はどれか。2つ選べ。

51回PT 午前問題33 脊髄損傷患者(第5頸髄節まで機能残存)が可能な動作はどれか。2つ選べ。 1.肩関節外転2.肘関節伸展3.前腕回外4.手関節背屈5.指伸展 解答:1 , 3 1は正しい。肩関節外転は三角筋(C5-6)と棘上筋(C5)なので、機能残存しています。…

51回PT 午前問題32 末梢性めまいに対する理学療法で適切なのはどれか。

51回PT 午前問題32 末梢性めまいに対する理学療法で適切なのはどれか。 1.めまいを生じないよう服薬後に運動療法を行う。2.椎骨脳底動脈循環不全に準じた運動療法を行う。3.Meniere病にはEpley法が有効である。4.回復期には注視眼振が出現しやすいので固…

51回PT 午前問題31 Guillain-Barre症候群でみられにくいのはどれか。

51回PT 午前問題31 Guillain-Barre症候群でみられにくいのはどれか。 1.誤 嚥2.運動時痛3.温痛覚脱失4.起立性低血圧5.拘束性換気障害 解答:3 Guillain-Barre症候群の感覚障害は運動障害に比べて軽いです。 四肢末梢に起こる手袋-靴下型のしびれや痛み…

51回PT 午前問題30 四肢遠位部の筋力低下を特徴とするのはどれか。

51回PT 午前問題30 四肢遠位部の筋力低下を特徴とするのはどれか。 1.肢帯型筋ジストロフィー2.福山型筋ジストロフィー3.筋強直性ジストロフィー4.Duchenne型筋ジストロフィー5.顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー 解答:3 1は、間違い。肢帯型筋ジストロ…

51回PT 午前問題29 Parkinson病のHoehn & Yahrの重症度分類ステージで適切なのはどれか。

51回PT 午前問題29 Parkinson病のHoehn & Yahrの重症度分類ステージで適切なのはどれか。 1.ステージⅠでは両側の機能障害がみられる。2.ステージⅡでは姿勢反射障害がみられる。3.ステージⅢでは機能障害の左右差が顕著となってくる。4.ステージⅣでは日常…

51回PT 午前問題28 注意障害で、料理中にかかってきた電話に気付くことができないという現象が認められるのはどれか。

51回PT 午前問題28 注意障害で、料理中にかかってきた電話に気付くことができないという現象が認められるのはどれか。 1.注意の選択性障害2.注意の持続性障害3.注意の転換性障害4.注意の配分性障害5.方向性の注意障害 解答:3 1は、間違い。選択性障害…

51回PT 午前問題27 伝導失語の言語的特徴はどれか。

51回PT 午前問題27 伝導失語の言語的特徴はどれか。 1.ジャーゴン2.音韻性錯語3.非流暢性発話4.重度な理解障害5.良好な復唱機能 解答:2 伝導性失語は言語や文字の了解はできるが、復唱が著しく侵されます。 また自発言語は流暢であるが、錯語が起こり…

51回PT 午前問題26 左半側空間無視の治療法として適切でないのはどれか。

51回PT 午前問題26 左半側空間無視の治療法として適切でないのはどれか。 1.視覚探索練習2.体幹の右への回旋3.プリズム適応療法4.後頸部経皮的通電刺激5.カロリック刺激〈Caloric stimulation〉 解答:2 1は、正しい。視覚探索練習は,ペグボードなど…

51回PT 午前問題25 脳卒中片麻痺に対する斜面台を用いた運動療法の目的で適切でないのはどれか。

51回PT 午前問題25 脳卒中片麻痺に対する斜面台を用いた運動療法の目的で適切でないのはどれか。 1.内反尖足の予防2.立位感覚の向上3.覚醒レベルの向上4.体幹筋筋力の維持5.膝関節伸展筋の痙縮抑制 解答:5 脳卒中片麻痺に対する斜面台を用いた運動療法…

51回PT 午前問題24 加齢に伴う生理的変化について正しいのはどれか。

51回PT 午前問題24 加齢に伴う生理的変化について正しいのはどれか。 1.胸腺が肥大する。2.筋の収縮速度が速くなる。3.視覚の明順応時間は変化しない。4.筋量は下肢より上肢の方が減少する。5.低音域より高音域が聞こえにくくなる。 解答:5 1は、間違…

51回PT 午前問題23 健常者で最も歩行率が大きいのはどれか。

51回PT 午前問題23 健常者で最も歩行率が大きいのはどれか。 1.5歳2.10歳3.20歳4.40歳5.80歳 解答:1 単位時間当たりの歩数(歩数/分)を歩行率といいます。 つまり、方向率が大きいということは、歩数が多いということです。 短い歩幅でトコトコ歩くイ…

51回PT 午前問題22 筋とその短縮の有無を調べる検査との組合せで正しいのはどれか。

51回PT 午前問題22 筋とその短縮の有無を調べる検査との組合せで正しいのはどれか。 1.腸腰筋───────Speedテスト2.縫工筋───────SLRテスト3.大腿直筋──────Thomasテスト4.大腿筋膜張筋────Oberテスト5.ハムストリングス──Thompsonテスト 解答:4 1は、…

51回PT 午前問題21 関節可動域測定時の足部の内転の基本軸はどれか。

51回PT 午前問題21 関節可動域測定時の足部の内転の基本軸はどれか。 1.第1中足骨の中央線2.第1中足骨と第2中足骨との間の中央線3.第2中足骨の中央線4.第2中足骨と第3中足骨との間の中央線5.第3中足骨の中央線 解答:2 関節可動域測定法における足部の…

51回PT 午前問題20 46歳の男性。健康診断で身長170cm、体重75kg、BMI26.0、腹囲88cmであった。運動習慣に関するアンケートで以下のように回答した。 この段階の対応として最も適切なのはどれか。

51回PT 午前問題20 46歳の男性。健康診断で身長170cm、体重75kg、BMI26.0、腹囲88cmであった。運動習慣に関するアンケートで以下のように回答した。この段階の対応として最も適切なのはどれか。 1.仲間づくりを促し、周囲からのサポートを受けやすくする。2…

51回PT 午前問題19 24歳の女性。2日前に室内での火災に巻き込まれ救急搬送された。35%の範囲の熱傷と診断され入院中。意識は清明。顔面から前頸部も受傷し煤のような色の痰がでる。肩甲帯から上腕にかけては植皮が必要な状態。骨盤と下肢とに傷害はみられない。 この時期の理学療法として適切なのはどれか。

51回PT 午前問題19 24歳の女性。2日前に室内での火災に巻き込まれ救急搬送された。35%の範囲の熱傷と診断され入院中。意識は清明。顔面から前頸部も受傷し煤のような色の痰がでる。肩甲帯から上腕にかけては植皮が必要な状態。骨盤と下肢とに傷害はみられな…

51回PT 午前問題18 右外側肺底区の痰に対する体位排痰法(体位ドレナージ)で最も適切な体位はどれか。

51回PT 午前問題18 右外側肺底区の痰に対する体位排痰法(体位ドレナージ)で最も適切な体位はどれか。 1.腹臥位2.45度前方へ傾けた側臥位3.背臥位4.側臥位5.45度後方へ傾けた側臥位 解答:4 右外側肺底区に対応した体位排痰法の基本体位は,左側臥位で…

51回PT 午前問題17 80歳の男性。胸部CTを下に示す。 この患者で予想されるのはどれか。

51回PT 午前問題17 80歳の男性。胸部CTを下に示す。この患者で予想されるのはどれか。 1.肥 満2.残気量の低下3.一秒率の低下4.気道抵抗の低下5.肺コンプライアンスの低下 解答:3 設問のCTでは,肺が気腫化を起こし肺胞が壊れて黒くなっている部分があ…

51回PT 午前問題16 75歳の男性。交通事故による第5頸髄レベルの脊髄損傷で四肢不全麻痺。受傷後6か月経過。端座位の保持と手すりを使用した立ち上がり動作は可能。食事は太柄のフォークで自立。トイレ動作は見守りが必要。衣服の着脱は介助があれば行える。自宅内は手すり歩行で移動し、屋外は車椅子移動。 Frankel分類はどれか。

51回PT 午前問題16 75歳の男性。交通事故による第5頸髄レベルの脊髄損傷で四肢不全麻痺。受傷後6か月経過。端座位の保持と手すりを使用した立ち上がり動作は可能。食事は太柄のフォークで自立。トイレ動作は見守りが必要。衣服の着脱は介助があれば行える。…

51回PT 午前問題15 45歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症から1年経過している。ADLは自立しているが、主に下肢の筋力低下、バランス不良および鶏歩が認められる。 理学療法で適切なのはどれか。

51回PT 午前問題15 45歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症から1年経過している。ADLは自立しているが、主に下肢の筋力低下、バランス不良および鶏歩が認められる。理学療法で適切なのはどれか。 1.車椅子操作の練習2.下肢の漸増抵抗運動3.両松葉杖での歩…

51回PT 午前問題14 図のようなハンドリングを実施することで運動発達促進効果として期待されるのはどれか。

51回PT 午前問題14 図のようなハンドリングを実施することで運動発達促進効果として期待されるのはどれか。 1.Galant反射の抑制2.下肢のキッキング促通3.正中位指向の促進4.体幹伸展筋の促通5.頭部回旋運動の促通 解答:3 後頭部と体幹後面をサポートし…